「地産地食」神山の農業と食文化を次の世代につなぐ取組み

株式会社フードハブプロジェクト

代表 林 隆宏 / 農業長 白桃 薫

取組み概要

神山の農業を次世代につなぐため、神山町役場、一般社団法人神山つなぐ公社、株式会社モノサスが共同で立ち上げた株式会社フードハブ・プロジェクト。

神山町の地方創生総合政略一期目、本年度までの5年間の企画の一つ。
モノサスの従業員で移住してきた真鍋さんと神山町役場の白桃さんの出会いから始まり、役場と一緒になって、取組みをスタートした。
株式会社モノサスの新規事業として、地域の課題へリーチし、ビジネスへと昇華させたフードハブプロジェクト。株式会社モノサスの代表の 林氏と神山の現場で先陣を切って活動している白桃氏にお話しを伺いました。

関係者インタビュー

御社の事業・活動について教えてください。

株式会社モノサスは東京 代々木に本社があるWebコンサルティング、デザイン制作、コーディングアウトソーシングビジネス等、多方面にわたってお客様にご満足いただけるサービスを提供しています。
神山町の抱える地域課題、農業者の高齢化、後継者不足による耕作放棄地の増加、それにともなう鳥獣害の被害などが大きな社会問題になっています。「小さいものと小さいものをつなぐ」をキーワードに、少量生産と少量消費をつなぐことで、「地産地食」の関係を気づき、地域の中の農家の存在を守り、農家の需要を守るための取組みを行っています。

株式会社モノサスはなぜここで活動をしようと考えたのですか?経緯について教えてください。

我々の本業はwebの仕事なので、データのやり取りで仕事ができる業界です。性質上、東京以外の拠点でも業務はできるので、神山でやってみようという想いが発端でした。地元で新たな業務を受けるのではなく、あくまで東京の仕事を地方でやる。ただ、株式会社モノサスが地元のコミュニティに入ることで、新たなプロジェクトが発生したらそれは、「そこに行かなければ生まれない仕事」なので、それを新規にやろうと考えていました。
結果、我々の「そこに行かなければ生まれない仕事」がフードハブプロジェクトであったというわけです。株式会社モノサスと地元住民をはじめとした役場の方や、地元住民の出会いと想いがあって初めて生まれた事業です。

フードハブプロジェクトの「今」について教えてください。

「地産地食」を実現するため、食材を「生産」することに加え、人材の「育成」にも力を入れています。農林水産省にも人材の育成機関として認定され、地元生産者の次世代を輩出する動きも取っています。また、「生産」できる「地元の食」を体感できる場所として、食堂・パン屋の運営を行っています。「地産地食」としての6次産業化を実現させ、取り巻く環境において、次世代の育成まで視野に入れた取組みを展開しています。

今後の目標・ビジョンについて教えてください。

この事業を継続していくこと、当初の目的をからズレることなく運営していくことは大前提として考えています。関わる人々の想いの角度は違います。農業、食、ビジネス、それぞれの想いが集まってフードハブプロジェクトは形成されており、今後もそれぞれの想いを大切に、事業をブラッシュアップしていきたいと考えています。