サテライトオフィス企業による企業・インターンシップ説明会の実施

2025.07.31

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徳島県南にサテライトオフィス(以下、SO)を構える企業と南部地域の教育機関が連携し、SOでの業務内容や働き方を紹介することで、就職先やUIJターンの際の選択肢を広げることを目的とした説明会を、7月11日(金)に、国立阿南工業高等専門学校(以下、阿南高専)にて開催しました。当日は、SO企業4社が参加し、36名の学生が説明を聞きました。

最初に登壇したのは、DRM(電子著作権管理)技術や情報漏えい対策ソフトの開発・販売を行うサイファー・テック株式会社。同社の社員であり、阿南高専の卒業生でもある登壇者は、自身の就職活動や進路選択の経験を交えながら、学生からの質問にも丁寧に答えてくれました。

次に登壇したのは、ハードウェア・ソフトウエアの設計・開発(本社業務の一部)を行う株式会社イーツリーズ・ジャパン。同社は、南部圏域の地域課題に取り組むシステム開発や導入支援も行っており、地域に密着した取り組みについての紹介がありました。

また、同社が立ち上げたDXを通じて地域課題の見える化と解決に取り組む「みなみえる株式会社」についても説明がありました。

また、イーツリーズ・ジャパンの紹介で、美波町にSO視察に来られていた「DEGIMA AI」のお二人も飛び入りで登壇。DEGIMA AIは、超高性能のAI推論処理に特化した企業で、社名や技術は、2009年に世界初のGPUベース超並列スーパーコンピュータ「DEGIMA」により、ACMゴードンベル賞を受賞した実績に由来 しています。

最後に登壇したのは、大阪に本社を置き、徳島県美波町に「美雲屋(みくもや)」というSOを構えるクラウド系ITベンチャー企業の株式会社鈴木商店。同社は、築150年の古民家をリノベーションしてオフィスを構えており、ユニークなオフィスの雰囲気についても紹介がありました。未来のエンジニアとなる学生に向けた熱いメッセージも贈ってくれました。

今回の説明会では、各企業がなぜ県南にSOを構えたのか、また地域での働き方やライフスタイルについても詳しく説明されました。学生からは「SOについて詳しく知ることができた」「今まで知らなかった仕事のかたちを知ることができた」といった感想が寄せられ、就職や将来の選択肢を広げる貴重な機会となりました。

今後とも、新たな技術を持つ企業の誘致に加えて、SO企業と地域の繋がりを創り・深め、地域の活性化につながる活動を支援してまいります。

 

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株式会社あわえ info@awae.co.jp